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October

10月1日の夕 --- というわけでリニューアル。

ドクターペッパーに関してなんの意見ももらえなかった。どういうことだ。

嫌い派を肯定しているような書き方だったのがまずかったか。やはり全力でドクターペッパーの魅力を書き出すべきだったのか。しかしボクの実体験として、いつもならドクターペッパーが好きというだけでかなり意見されるのだ。反論と言う形で。

ドクターペッパーには反論する価値すらないとでも言うのか。それともあれか、いじめの究極形態である『無視』ってやつか。

ドクターペッパーについて熱く語るボク。
まるで汚物でも見るように遠巻きに無視されてるボク。

けっ。

あのコラム書いてから何日か更新してなかったので、あれはそのあいだずっとトップに晒されてたことになる。しかもボクは反響あるだろうという予想のもとにあのコラムを書いたのにこの仕打ちったらなんだ。リニューアルしたので特別なことを書こうと思ってたのが、ドクターペッパーになってしまったじゃないか。

そのことによって、このサイトの方向性はよく映し出せてるのがまたくやしい。


10月3日の深 --- 掲示板、漢字が化けるっぽい。

かごブランコというのを知ってるだろうか。4人くらい乗れるでっかいブランコ。あれには2つタイプがある。本当にかごみたいな形をしたやつと、床と背もたれの連結部分が可動式になっていて、こいでも床は平行なままのやつ。

小学生の頃、平行式のほうにある友達と一緒に乗っていたら、そいつが突然叫び声をあげた。どっかに挟んだとかじゃなくて普通に乗ってただけなのに。しかしそいつは物凄く痛がっていた。どうも動けないほどらしい。あまりにひどそうなので肩を貸して家まで送って行ったんだが、次の日学校に行ってみるとそいつは来てなかった。先生によると、

足を骨折して入院。

そいつはやたらと背の高いやつで、その当時(小5くらい)で170cmはあった。平行式のかごブランコは大きくこぐほどイスの部分と床の間隔が狭くなる。それをこげばあいつは胸と床の万力に足を締められてるようなもんだ。それで足のどっかが折れたらしい。

ボクのかごブランコメモリアル = やんちゃな頃の楽しい日々
彼のかごブランコメモリアル = 骨折&入院

物に対するイメージというのは人それぞれだと思うが、ここまで格差のあるのは珍しいんじゃないだろうか。しかしボクの中では格差を測る上で彼のメモリアルが上に配置されている。どこに行っても無難に活躍してくれる話題。羨ましくてしょうがない。

人付き合いのダークサイド。


10月4日の深 --- 掲示板やっぱり化ける。変えねば。

とあるスーパーにビールを買いに行った。とか普通に言ってみたが嘘だ。本当は発泡酒。しかも一番安いやつを買うと決めていた。

銘柄などには目もくれず値札だけで選んでいると、600円というボクには途方もない値札に目が止まった。ビールじゃなく発泡酒ってちゃんと書いてある。600円の発泡酒。発泡酒も高級なものになるとビールを上回るのか。おちこぼれだったけど1つの道を極めて逆転したとかいう人に似てる。カッコイイ。

とか思ったんだけどよく見たら6本セットじゃないか。6本で600円。さっきの発想から一転、おちこぼれは所詮転がり落ち続けるのが常という現実を見せつける発泡酒。

麦芽、ホップ、スターチ、コーン、大麦、米、そしてアルコール5.5%。

原材料の多さ、それにアルコールが加わったところで缶ジュースにすら負けている。水で薄めたカルピスだって立派に120円を主張しているのに、発泡酒『バーゲンブロウ』1本100円。

妙に親近感が沸くが、ボクがその6本セットを迷わず買った事とは関係ない。


10月5日の昼 -- バーゲンブロウ2本で吐き気がするの巻。ヴぃヴぁ安酒。

ボクの周りでは交友関係が不思議に繋がることが多い。輪のように繋がるのだ。

友達とゲーセンに行ったら先輩に会って、その先輩の連れていた彼女が友達が免許の合宿に行った時に友達になった人だった。

一人暮らしをしたいという友達が部屋を探していると、その友達がバイトしているコンビニのオーナーが格安でマンションを一部屋貸していることが分かり、もしそこが空いたらその友達に貸してくれることになった。うちの彼女の兄に最近彼女が出来たのだが、そのコンビニのオーナーの部屋を借りているのはその彼女だった。

今デニーズのメニューの表紙になっている絵は、ボクの友達の姉が描いたものだ。応募して選ばれた。その友達は彼女が出来たばかりなのだが、よく話を聞くとその彼女の叔父がデニーズの社長だったそうだ。

ボクの彼女の友達の妹は後藤真希と友達だ。
ボクの弟の友達の彼女も後藤真希と友達だ。

前振りをしていかにもボクと後藤真希に繋がりがあるように見せかけてみたが、彼女の友達の妹と弟の友達の彼女は同一人物ではない。繋がってはいるが繋がりが直線であって輪になっていないのでボクと後藤真希は無関係なところに大きな落とし穴がある。

ボクは自分自身だけでも騙し続けていきたい。


10月6日の深 --- コンビニ受かった。周りが喜んでる。ボクは全然嬉しくないんですが。

広末涼子がすごい露出度でシャンプーのCMに出ていた。CMだから見えそうで見えないのは当たり前なんだが、隠し方が気にくわない。

最後のほうで見えてもおかしくないような角度のシーンがあるのだが、ボクが胸部に釘付けになっているとなんだかそこがぼやけているじゃないか。あれは距離とかによるぼやけじゃなく人工的にぼかされてるように見える。角度や障害物で微妙に見えない所にロマンがあるのにあれは許せない。

嘘、おおげさ、まぎらわしい。

これはJAROの歌い文句だ。もちろんシャンプーのCMという観点でそういうことがある訳じゃないのは分かっている。

分かってはいるのだが。


10月8日の深 --- コンビニはバイトですよ。

今日からバイトなので頭の中で色々シミュレーションしておこうと思う。レジに立っている時お客様に対して言うことを考えておこう。

  • お弁当温めますか?
  • 缶ジュースも温めますか?
  • 冷やしうどんはどうしますか?
  • 運勢は占いますか?

常日頃からボクが「コンビニでこんなこと言ってくれたら面白い」と思っていたことしか浮かんでこないのでやめよう。しかしせっかく考えたので、これを話題にして初対面の人達と打ち解けようと目論んでいる。

それがきっかけで孤立する可能性も否定できないのだが。


10月9日の夜 --- これから『夜』での更新が多くなると思います。

ボクの友達にやたらとビリヤードの強い奴がいる。上手い訳ではないのだが何故だかバンバン球が入る。狙っていなかった球が入る事がほとんど。それは本人も認めている。というか狙って入っているならプロ級ということになってしまうような入り方なのだ。

そいつは2部の大学に通っていたのだが、フリーターだったボクや他の友達と毎日のように遊んでいて、週に3回くらいしか学校に行っていなかった。しかし2年生の時に通常の大学への編入に通り、それからも同じような生活をしていたのに普通に卒業した。そして就職はコネでホイホイと決まっていた。

彼はきっと魔法使いに違いない。得意な魔法は『運』。

ボクが最も不得意なやつ。


10月11日の夜 --- 疲れた。何が疲れるって生活逆転からいきなり8時〜17時なところ。

ボクの友達に心霊スポットにハマってる奴がいる。夜中でも入れるかどうか確認する為だけに墓地に連れて行かれたくらい。その友達じゃなくてもこういう人は結構多い。

それで思ったのだが、人工的に恐怖する為の場所を作るというのはどうか。お墓や幽霊や火の玉なんかは必需品だが、それも人工的に作れそうな気がする。昼間に行くとただの変な所だが、夜に行けば恐怖スポットになる。公園のあたらしい発想。夜だけ楽しめる公園。

いや、いっそのこと室内にして常に暗くしてしまえばいい。『昼間でも手軽に肝試し』なんてキャッチフレーズ付けちゃったりして。入場料も取ろう。客寄せの為に他にもアトラクションを作る。ジェットコースターとか観覧車とか。

それは遊園地だ。

とか言いたくなっただろうが、常に人の一歩前を歩もうと心掛けているボクは違う。「遊園地っていうのはこういうきっかけで出来たんだなぁ」と思った。

一歩前に行こうとして斜めに突き進でいる。


10月15日の夜 --- 働きたいプータローは仕事で疲れるのより辛いですよ。

ボクは今コンビニの店員をやっているのだが、いつだったか言ってたやりたい事の一つを危うくやりそうになってしまった。温めなくていいものを「温めますか?」と聞きそうになったのだ。自分の欲求に負けてやってしまうのなら本望だが、普通に間違えて天然な笑いをかもし出すのはボク流じゃないから避けたい。そこでとっさに軌道修正を試みた。

(サラダをレジに通しながら)「こちらは温めませんよね」

軌道修正は「ま」と「せ」の一瞬の隙に行われている。しかし冷静に考えると何なんだ、この高圧的な応対は。まるで相手がそれを温めて欲しそうにしているバカででもあるかのよう。ましてや本当に温野菜にして食べたい人だったなら「温めて下さい」などとは絶対に言えなくなる。

「ま」と「せ」が一瞬の間もなく繋がっている頭の回転スピードを『途中で気付いても最後までわざと間違え通して改めて謝ったほうが身の為だ』という事に気付くほうにはまわせない。

こんな自分が大好きなボクがいる。


10月17日の深 --- 店長と呑みに行った。

バイト先のコンビニのオーナー(店長ではない)が面白い。オーナーはほとんど裏にいるのだが、ボクが裏でジュースを詰めていると、

「UJO君は空手をやってたんだってねぇ」

と言われた。確かにボクは昔空手をかじっていて、履歴書の『スポーツ』の欄に他に書くこともないのでそう書いた気がするが、そんなことはどうでもいい。オーナーの快進撃はここから始まる。

オーナー:「うちの店は格闘技やってた人が多いんだよねぇ」
ボク:「へぇー」

オーナー:「俺を筆頭に」

オーナー:「俺はキックボクシングやってたからね」
ボク:「そうなんすか」
オーナー:「うちは強盗入っても大丈夫だな」
ボク:「(格闘技の事だと思い)あー、そうっすよね」

オーナー:「金属バットあるし、スコップもあるし」

自慢げな奴はむかつくが、ボクが笑いをこらえるのに苦労したという点でこの人は認めてあげたい。しかもオーナーの父とうちのかあちゃんが知り合いで、オーナー情報は筒抜けだということには気付いていない。

店長に話したら「キックボクシングなんてやってないやってない」だそうだ。


10月18日の深 --- ネタに困らなくていいなー、コンビニ。

今日バイトでレジにいたら、観光客らしき外国人(アジア系)が英語で「切手は売ってる?」というような事を聞いてきたので「Yes」と答えた。しかしよく話しを聞いてみると「自分の国へ手紙を出したい」ということ。それはまずい。うちには普通の切手しか置いていない。切手を見せながら「Only in Japan」と言って「Go to the post office」と付け足した。郵便局までは出てすぐの道をまっすぐなので、その道を指差して「This way, go straight」と説明しておいた。

書いてみるといたって普通だがボクは不思議でしょうがない。ボクはなんで相手がペラペラと喋ってる英語が理解出来てるんだ。そして何故か悩む事もなく英語が口をついて出ているボク。しかも通じてる。

ボクは中卒だし英語の成績は最悪だったしもちろん英会話スクールなどにも通ったことはない。外国人の友達はいるが、母国語も喋れなくなってしまうくらい住みついてるラオス人だから関係ない。もちろん英語を話す知人なんて周りにいやしない。

もしかしてボクはいつのまにか自然と英語を習得していたのか。神様からの贈り物だ。そう思って今日のコラムを英語で書こうとしたけど一行目で挫折。

不思議ですね。


10月21日の夕 --- 働いてるのに毎日更新してる人って凄いとバイトしてみて思う。

昨日買い物に行ったら面白い店を見つけた。サイエンスな面白グッズばかりを売っている。電池が切れるまで回り続けるコマ、ボールペンのフタになっている顕微鏡、トンボのような視界になるメガネ等々。

その中でボクが注目したのはピーナッツだ。こんな商品の中にあってただ一つ身近に感じられる存在。だがこの店にあるくらいだから実は凄いサイエンス商品に違いない。そう思い説明書を読んでみた。

  • 水をあげるとだいたい2日目で発芽します。
  • 室内の明かりのもとでは、3週間で18cmほど成長します。
  • 大きめの鉢に植え替えれば、何ヶ月も成長を続けます。
  • 成育に適した気温は17℃、−1℃〜17℃の間ならOKです。
  • 太陽に当てると良く成長します。
  • 反対に霜は成長に良くありません。
  • 状態がよければ、4ヶ月でピーナッツは100個程できます。

なんだこの普通さは。どこにサイエンスが隠されているんだ。サイエンスというかこれは農業じゃないか。そう思って店の名前を見てみたら、むしろ間違っていたのはボクの方だった。

【THE STUDY ROOM】

勝手にサイエンスだと決めつけていたが、サイエンスではなくスタディーらしい。ということでボクはこのピーナッツから何かを学ぼうと思い買ってきた。収穫までの4ヶ月間でボクはどんな事を学ぶんだろう。

収穫して食べてみて「ピーナッツだ」で終わるのは避けたい。


10月22日の夜 --- もう芽が出始めてるよ。すげー。

夏の縁日でもらった金魚を熱帯魚と同じ水槽に入れていたのだが、病気にかかって口が閉じなくなってしまった。たぶん水温設定が金魚にはちょっと合わなかったのだろう。

餌が思うように食べられないと見えてみるみる痩せていっている。しかし熱帯魚ならこんな病気にかかったらすぐに死んでしまうところなのに、この金魚はまだ軽快に泳ぎまわっていてすこぶる元気そう。元の太った状態を知らないなら、ただの口が開きっぱなしでオチャメな金魚さんだ。

大和魂、侍魂、押忍の精神。

この辺のものが和製の魚にすら備わっているという事実にちょっと感動しているボク。よしよし。それでこそ日本男児だ、金魚。女子かもしれないけど。

ボクももう結構長いこと魚を飼っているので、こいつがいくら侍魂を発揮したところで治癒することはないと分かる。それでもボクはこの感動を忘れまいよ、金魚。

ピーナッツの植木鉢に埋めて弔おう。植え替えるまで生きてろよ、金魚。


10月23日の夜 --- 【モンスターゲート】というメダルゲームにはまってる。

今日バイトでレジをやっていたらすごいものを買おうとするおばちゃんが来た。そのおばちゃんがおもむろにレジの前まで来て注文したもの。しかもボクが一瞬躊躇したら「あるに決まってるだろこのバカ店員」みたいな目で見られたもの。

「ラーク2グラム」

一般的にタバコの銘柄のあとに付くとしたらタールの量の事だが、ボクの吸ってるタバコで6ミリグラム、きついのでもたぶん20ミリグラムとかだと思う。それをラーク2000ミリグラムとは。ニコチンは10分の1が相場なのでたぶん200ミリグラムぐらい。ものっすごいタバコが好きな人だ。

とりあえず一番きついやつということで、ボクはラークの中で一番きつい赤いやつを出してみたのだが、おばちゃんがボクを睨みながら、

「違うよ、2グラム。これこれ」

と言ってラークの2ミリグラムを指差している。いや、そうだとは思ったのだが、おばちゃんが横柄なのでわざと赤いやつを出してみたのだ。そしてボクは必死に笑いをこらえながら、

「はい、2グラムですね」

と言って(1000本一気に吸って下さいと心の中でささやきつつ)レジを通して渡した。そのおばちゃんが店を出るまでなんとか我慢したが、その直後に一人で吹き出してしまったので変な目で見られた。しかしこんな滅多にないぐらいのヒットで笑わないのは損なのでボクとしては本望だ。

その後はタバコのお客さんが来るたびにヤバくなったが咳でごまかした。


10月24日の夜 --- 昨日のコラムの間違いを密かに訂正。さてどこでしょう。

風邪をひいている。喉が痛い。咳が出る。クシャミも凄い。でも熱は出ない。鼻水も出ない。食欲もある。

この風邪のタチの悪いところは難なく日常生活していけるところだ。ボクとしては身体もだるいし咳も苦しいのだが、熱がなくて鼻水が出ていないとまだ普通に頑張れてしまう領域を出ていない。だからバイトを休む必要性も感じない。

もっと悪化しようと思って朝からお風呂に入った上に多少薄着で出勤したのだが、気温が高かったので全然平気だった。それどころかバイト帰りにデニーズへ行っておかわり自由のコーヒーで4時間もダベっていたので超カフェイン。超ハイテンション。むしろ超元気。

そして悪化するのは睡眠不足。


10月25日の夜 --- モンスターゲートで一日500円使う。つまり進んでない。

今日バイトをしている途中に風邪が悪化してきた。鼻水も出てきたし寒気もするから熱もあるっぽい。今日はその症状をみんなに見せつけることが出来たので、明日休んでも文句は言われないだろう。

ボクのバイト先はいまどき給料手渡しだ。しかも給料日は25日以降で不定らしい。オーナーが給料計算する暇が出来た時になるそうだ。

今日は25日。給料は出なかった。バイト仲間によると明日か明後日に出る可能性が高いと言う。だからボクは明日意地でも行かなければならない。

もし明日も給料が出なかったとしよう。明後日ボクは休みなのだが、人が足りないから来てくれないかと頼まれている。だから明日給料が出なかったら給料をもらいたい為に明後日の出勤を了解するだろう。

風邪の悪化、睡眠不足の悪化。出勤は一日増える。


10月27日の昼 --- MIUのフィギュアが終わりそうです。

給料をゲットした。本当はボクの退勤3時間後に給料が出るということでもらえないはずだったのだが、バイト先周辺で暇つぶしをして3時間後にバイト先に行き、裏まで入って行ってオーナーが居るのを確認すると、

「こんばんわー、お給料下さい」

と言ってもらって来たのだ。忙しなく働いているところ悪いがこっちはもっと切羽詰まっている。カップラーメンや100円のパンは結構好きだが、人間は飽きる生き物なのだ。

本当は忙しかったので3時間残業して待っているという手もあったのだが、ボクは3時間後と聞いた時から後で戻って来ると決めていた。それは給料を支払うのはオーナーであって仕事を仕切っている店長ではないからだ。オーナーは仕事事情をあまり分かっていないだろうという予測のもとに、それで問題無いと判断したのだ。事実、嫌な顔もされずに無事給料を頂く事が出来た。

ミッションお給料、コンプリート。


10月29日の深 --- うちのサイトに冬が訪れてますな。ヒット数的に。

ボクはよく出かけにアクシデントが起こる。先週彼女と待ち合わせをしていて出発しようとしたその時、うちの猫がボクの布団におしっこをした。猫を飼っている人なら分かると思うが、すぐに処理しなかったら臭いが取れなくなり布団を捨てなくてはならないだろう。そういうわけで彼女に遅れるという連絡をいれた。

今週も彼女と待ち合わせをしていたのだが、いざ出かけようと椅子から立ち上がると足元に置いていた灰皿を倒してしまった。おおっ、と思って一歩下がるとそこにあったコップを踏んで割ってしまった。そこでまた彼女に電話して「コップが割れたから遅れる」と言ったら

「そんな『姉さん事件です』じゃないんだからいつもいつも事件なんて起きないよ」

と言われてしまった。そんなにうまいこと言われてはボクも一瞬認めそうになってしまったが、本当に起こってるんだから認める訳にはいかない。仮病や死んだはずのいとこが生きているのとは訳が違うのだ。ちょっとむかついたのでそのままにしておいて出発して、彼女を家まで連れて来て散乱する吸殻とガラスを見せてやった。あと先週できた布団のシミも。

『姉さん事件です』を証明したついでに証人も出来た訳だが、このむなしさったらもう。

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