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September

9月5日の夕 --- 助けて下さい。彼女が今月でハタチになってしまいます。助けて下さい。

バニラの香りのする珍しいタバコを手に入れた。なんだか説明書きみたいのが入っていて、バニラの香りについて語られている。

『このたばこをお喫いになるあなたは、もう、まわりの方を気にしなくても大丈夫です。あるいは「もっと吸って」と望まれるかもしれません。素敵な、心ときめく甘いバニラの薫りは、誰でも思わず目を閉じて楽しむような雰囲気をつくります。』

これはすごい。国ぐるみで喫煙者を隅に追いやってくる昨今、タバコ嫌いな人々をも誘惑する方向のタバコ作りとは頼もしい。これは凄いアイテムを手に入れたぞ。何人かに試して誰かに嫌がられるのをオチという方向で更新もできるしな。とりあえず遊びに来ている彼女から攻めてみよう。彼女に向かって「ふぃ〜」

「クサっ!!」

早っ。


9月8日の深 --- なんだかまたやる気がなくなってきたなぁ。

犬のウンコを踏む直前で気付いて飛び退いたら人にぶつかった。


9月10日の深 --- 深夜2時過ぎバイト帰りバイト仲間4人とラーメン。カウンター席に並んで。

今のバイトは深夜交通機関が停止した時間に終わるため車通勤が許されている。AM2時にバイトが終わって、ちょっと寄り道してご飯を食べて帰路へ着き、3時過ぎには自宅近くの駐車場へ到着する。駐車場に着いてからほっと一息ついて帰りがけに買ったビールを車内で飲んでから家へ帰るのがマイブームだ。なんというか安らぎの時間。

謎の声:「ハッハッハッハッハッ!」
ボク:「ビビクン(心臓の音)」

どこからか唐突に聞こえた笑い声。深夜に若者が会合して笑っているのとかでは明らかにない。例えるならアニメとかの悪役がやっている本当に「ハッハッハッ」っと発言しているあの笑い声だ。しかも車のドアも窓も締め切ってラジオもかけているのにかなりハッキリと聞こえてくる。そりゃーもうビール飲んで安らいでいる場合じゃない。何だか分からないけどとりあえず危ない目に会ってからでは遅いのでさっさと逃げ帰ることを決意。こういう自衛の心がけが身を助けるのだ。即座に外へ飛び出し鍵を閉めようと少し下を向…

謎:「(バイクの音と共にフェードイン)ハッハッハッハッハッ!」
ボク:「(し、しまった遅かった!ここ、こ、殺される!)」
謎:「ハッハッハッハッハッ!(フェードアウト)」

フェードアウト!?

見ると新聞配達員が物凄い勢いで遠ざかって行くではないか。なんだそれは。こっちとしてはちょっとしたB級ホラー映画が現実になってしまったと本気で思うぐらい怖かったのに。しかも車外に出ていたボクの横を通り過ぎたのにやり続けたよね。フェードアウトだもん。

世の中にはまだまだボクの知らない世界があるみたいだ。


9月11日の深 --- おめでとう。

ということで彼女がハタチになってしまった。十代の彼女と言うと賞賛を浴びるが、同じ歳の差でもハタチの彼女ではきっとあんまりビックリされない。なんだか悔しいのでビックリされるためセリフを色々と考えた。

  • ボクの彼女ハタチで腹の出ているボクと付き合ってるんだ。
  • ボクの彼女ハタチでネットゲームとかにハマっちゃうボクと付き合ってるんだ。
  • ボクの彼女ハタチでチンコの小さいボクと付き合ってるんだ。
  • ボクの彼女ハタチで目の前でオナラするボクと付き合ってるんだ。
  • ボクの彼女ハタチでパンチラフェチのボクと付き合ってるんだ。

どうだ。あまり親しくない人がボクに対して多分抱いていないイメージの事実を言い、『ボクの彼女ハタチ』というキーワードを交えることによって、ボクについてビックリされているのを彼女の話について賞賛されているような気分と錯覚するというマジック。

3番目はビックリされないと本気でへこむから。


9月25日の朝 --- しばらく一行コラムを頑張ろうと思う。まあここ合わせると2行なんだけど。

家族を起こさないように電気を点けず忍び足で家に入ったら一歩目で黒猫を踏み「にゃー」。

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